ドローンに免許はいらない【けど資格は必要】

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ドローンに免許はいらないドローン
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ドローンの飛行に免許がいらいのはご存知でしょうか。
今回は「ドローンの資格」について調べてみます。

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そもそもドローン飛行の免許は存在しない

車の免許と同じく、ドローンを飛ばすうえで免許が必要かと思いきや、まったくその必要はありません。

そもそも「免許」とは「ある特定の事を行うにあたり官公庁が許すこと」をいいます。
従ってドローンを飛ばすにあたり、無免許での飛行自体を禁止する法律もないし、許可する機関も存在しません。

ただ飛行にあたっては、国道交通省が定める航空法が存在し、2015年12月の改正航空法から法規制が開始されています。
この法律に違反すると「五十万円以下の罰金に処されるので注意が必要です。

技術と知識は必要

免許の必要がないなら自由に飛ばしちゃおうと思っても、実はそう簡単にはいきません。
飛行にあたっては一定の技術と、多くの知識が必要となるのです。

たとえば、上空に飛行物体をとばすには航空法を理解する必要があります。
また、機体の構造や安全運転の知識も必要となってきます。

こういった知識を怠ると、意図せず法律違反を犯したり機体の操縦ミスや整備不良による墜落など重大な事故になる可能性があるのです。

資格を取得すれば簡単に知識と技術を習得できる

独学でドローンの知識を習得するのも楽しみのひとつかもしれません。
ただドローンをビジネスにするは、独学で学んだにしてもその知識量と正確性が客観的に正しいかどうか判断する必要があります。
また、クライアントに対し、それを証明できるようにする必要があります。

その意味でプロとして仕事を請け負うなら、依頼主へ操縦技術と知識を証明することのできる、資格の取得は必要といえます。

ドローン資格講習団体は主に3つ

現在、国土交通省のHPに掲載されている講習団体(正確には講習団体を管理する団体)は12社。その中で代表的な3つを紹介します。
国土交通省

1.DJI CAMP

DJIスペシャリスト

2016年1月にスタートしたドローンの最大手DJIが主催する講習プログラム。
この資格に合格すると「DJIスペシャリスト」として認定され、DJIドローンの正しい知識と操縦方法、そして飛行モラルを習得していることを証明してくれます。

講習レベルは以下の3つ。

●DJIスペシャリスト

10時間以上の飛行操縦経験がある操縦者で、DJI製品のユーザーマニュアルを事前に熟読し、実際のマルチコプター飛行業務に従事できる。

●DJIインストラクター

50時間以上の飛行操縦経験があり、過去に国土交通省に無人航空機の飛行に関する許可・承認に係る申請を経験した操縦者で、DJIスペシャリストの教育、監督、技能資格の認定を行い、同時に認定責任を負う。

費用:10万円前後

DJIマスター

DJI JAPAN 株式会社より直接任命された100時間以上の飛行操縦経験者で、DJIインストラクターの教育、監督、技能資格の認定を行い、同時に認定責任を負うとともに、DJI CAMPの運営に参画する。

2.JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)

JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)

2015年10月にスタートした団体。認定資格は『無人航空機操縦技能証明書』と『安全運行管理者証明書』の2種類あり、基本的に4日間、泊りがけの講習が多い。

費用:10万円~20万円

・取得者レビュー
JUIDAとDPAのどっちにも行って分かったこと。【ドローン資格】/かったんの備忘録

3.DPA(ディーパ:一般社団法人ドローン操縦士協会)

DPA(ディーパ:一般社団法人ドローン操縦士協会)
2016年6月、日本で初めてドローン認定資格を創設。
各省庁の次官経験者などが、集まり設立されている。
合格者には「DPA技能認定資格」を発行。

費用:20万円~30万円

まとめ

ドローンの飛行にあたり免許制でないのは驚きでしたね。また民間団体も10社以上あり乱立傾向にあります。
費用は10万円から20万円が相場でした。

ドローンを飛ばすのに免許や資格は必要ないですが、ビジネスや知識と技術の向上を目指すなら民間団体の資格を取得してください。

ドローン
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